Don Friedman さんが亡くなった。
大好きなピアニストでした。
1962年の「サークル・ワルツ」というアルバムが大好きで
高校時代からよく聴いてました。
知的でクールな演奏スタイルで、ビルエバンスと同時代でよく比較されていました。
近年はNY大学で教鞭をとりながら、ジャズクラブに出演されていました。
仕事でNYを訪れるようになり二度そのステージを聞くことができました。
とっても思い出深いのは、2014年のMezzrowでのセカンドセットでした。
雪がちらつく寒い日だということもあってか、
本当に小さなジャズクラブにDon と Phil Palombi とのデュオで
なんとお客は私一人だったのです。
他に聴いているのはお店のスタッフ達
でもお二人とも全く手を抜かずに素晴らしい演奏を繰り広げてくれました。
そして、Donは私に声をかけてくれました。
『やってほしい曲は、あるかい?」
私は迷わず「サークルワルツ」と答えました。
「サークルワルツ」は、近年あまりやりたがらないという噂だったのですが、嫌な顔一つせず素晴らしい演奏をしてくれました。
あんなに元気だったのに、ほんとうに寂しいです。
この写真、実は鏡の中にただ一人である私が写っているのです。
修正しましたが、、、
ご冥福をお祈りいたします。
ブログも少しずつ再開します。
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