Don Friedman 氏に捧ぐ
Don Friedman 氏に捧ぐ_c0219256_1865035.jpg



Don Friedman さんが亡くなった。

大好きなピアニストでした。
1962年の「サークル・ワルツ」というアルバムが大好きで
高校時代からよく聴いてました。
知的でクールな演奏スタイルで、ビルエバンスと同時代でよく比較されていました。
近年はNY大学で教鞭をとりながら、ジャズクラブに出演されていました。
仕事でNYを訪れるようになり二度そのステージを聞くことができました。
とっても思い出深いのは、2014年のMezzrowでのセカンドセットでした。
雪がちらつく寒い日だということもあってか、
本当に小さなジャズクラブにDon と Phil Palombi とのデュオで
なんとお客は私一人だったのです。
他に聴いているのはお店のスタッフ達
でもお二人とも全く手を抜かずに素晴らしい演奏を繰り広げてくれました。
そして、Donは私に声をかけてくれました。
『やってほしい曲は、あるかい?」
私は迷わず「サークルワルツ」と答えました。
「サークルワルツ」は、近年あまりやりたがらないという噂だったのですが、嫌な顔一つせず素晴らしい演奏をしてくれました。
あんなに元気だったのに、ほんとうに寂しいです。

この写真、実は鏡の中にただ一人である私が写っているのです。
修正しましたが、、、

ご冥福をお祈りいたします。

ブログも少しずつ再開します。

以前の投稿

by swingphoto | 2016-07-13 17:42 | Jazz | Trackback | Comments(26)
Commented by Neoribates at 2016-07-13 19:01
お久しぶりです.
少しは時間ができるようになったのでしょうか.
ドン・フリードマン亡くなりましたね.小生も好きなピアニストの一人です.やはりサークル・ワルツですねぇ.サークル・ワルツ21cというアルバムも出していましたね.
ビル・エヴァンスからなんというかアクのようなものを抜いた演奏で,近年はけっこうポピュラーなものの演奏も日本企画でやっていたようです.
それにしてもたった一人のライブなんて,なんと果報者なんでしょうか.忘れようとしても忘れられないですね.
ブログの方も,ボチボチ挙げてください.
Commented by minton at 2016-07-13 20:30 x
お久しぶりです。
相変わらずではありますが、お忙しいのだろうとのんびりお待ちしておりました。^^

ドンフリードマン。お亡くなりになられたんですか。ご冥福をお祈りいたします。
このアルバムのベース、Chuck Israelsですよね。
ビルエヴァンスが相方のスコットラファロを失った後共演していますが、論理的で精緻なプレイというところで似ているんでしょうね。
ただラファロのような強烈なパッションが無いところが違うところで、もしドンフリードマンがファラロと組んでいたら、今のジャズ史は違うものになっていたかもしれません。
こんなすごい大好きなピアニストにリクエストをできたなんてとってもとっても幸せなことですね。
Commented by tullyz1 at 2016-07-13 20:50
私なんか彼が生きているのかどうかも知りませんでした。サークルワルツは'62年でしたか。
実際にライブを聴いたことがあると、印象はだいぶ違いますよね。
以前の投稿の写真、久しぶりに拝見しました。それがドン・フリードマンだったことは
忘れていましたが、映像はちゃんと記憶にありました^^
またいろんな写真、見せてください。
Commented by cobag2 at 2016-07-13 21:27
お帰りなさいませ^^
お忙しかったのでは!と推測致します、
更新の方はそんなに焦らずともマイペースが一番かと思いますよ^^
Neoribatesさんも仰ってますがすっきりとして洗練された演奏が清々しくて聴きやすかったのを覚えてます。
音源がいまいちですがYouTubeにアップされてるDon FriedmanTrio のサークル・ワルツをもう一度聴いてみます^^
Commented by sacra fragola at 2016-07-13 22:35 x
こんばんは。
気が付けば、一年以上経ってしまいたのですね。
そろそろ活動再開ということでしょうか。
ドンフリードマン・・・恥ずかしながら、知りませんでした。
しかし、こんな素晴らしい場所で、この空間と演奏を独り占めとは・・・
何と贅沢な時間だったことか。
Commented by nontan91 at 2016-07-13 23:54
お久しぶりでした。
すみません、とっくに亡くなられていたのかと思っていました。
年をとってどんな音楽に変化してきたのでしょうか?聴いてみたかったですね。
MEZZROWというのはMEZZ MEZZROWにちなんだお店なのでしょうか?
よくこんなところをみつけますね!
Commented by g_voyageur at 2016-07-14 02:02
こんばんは、おひさしぶりです。
僕もさぼり気味でしたがそろそろ再開しようと思います。
引き続きよろしくお願いします。
Commented by leica-egoiste at 2016-07-14 07:57 x
おはようございます
「あっと言う間の半年」の後「あっと言う間の約一年」ですね(大笑)
お忙しく世界中を…ご自愛下さい!
一年が短く感じられるこの頃です
カメラメーカーは相も変わらず「新製品ラッシュ」が続いています
「もう!どれも一緒感」が拭えません
又、素敵なお写真を楽しみにしています!
Commented by voyagers-x at 2016-07-14 09:08
おはようございます ! !
お久しぶりですね
仕事の方は少し落ち着いたのでしょうか
これからまたよろしくお願い致します
ジャズって人生そのものですね
Commented by Desire at 2016-07-14 15:04 x
あ、ここ今年いきました
良いところでした!
またひとり素晴らしいPlyerが逝きましたか・・・
Commented by amselstillalive at 2016-07-14 16:02
お一人だけの聴衆とはなんとまあ贅沢でスペシャルな~!しかもリクエストまでOKとは。これはただの縁ではありませんね。どうぞ大切にしてくださいまし。
Commented by izumi-suzuki at 2016-07-14 21:18
お帰りなさい。私の方が少しだけ早く覚醒していたので、お待ちしておりましたよ~。
私は、あまり詳しくなくて、このピアニストの方はよく知りませんでした。 でも、小さなクラブの中で、大好きなアーチストを独り占めで、しかもリクエストに応えていただけたなんて、本当に心に残るよい思い出ですね。
亡くなっても、CDやYouTubeでその演奏が永遠に残るのって、なんだかすごく感慨深いです。
Commented by blackfacesheep2 at 2016-07-14 22:07
お久しぶりです♪
そう、ドンフリが亡くなってしまいました。
Bill Evansをやや硬質にした感じの響きのピアノ、大好きでした。
その訃報を見て愕然としましたよ。
思わず、彼のYou must believe in springをYouTubeに上げてしまいました。
https://www.youtube.com/watch?v=_ozKBrs_s6E
ドンフリご本人にサークルワルツを弾いてもらったとは・・・うらやましすぎます~♪
Commented by swingphoto at 2016-07-17 10:16
Neoribatesさん

コメントありがとうございます。
時間がなかったというより、体力的に色んなことを
並行してやるのが難しくなってきました。

ジャズ、さすがに
往年の名プレーヤーは、少なくなりましたね。
Commented by swingphoto at 2016-07-17 10:31
mintonさん

コメントありがとうございます。
スコット ラファロを最初に見出したのは、ドンだと言われています。
1枚だけ私家盤ですが録音も残っています。
若くて住むところのなかったらをドンは
自分のアパートに住まわせてたらしいですが
ビルと共演して有名になると、とっとと出て行ったんですと
Commented by swingphoto at 2016-07-17 10:33
tullyz1さん

コメントありがとうございます。
ロイ・ヘインズやベニー・ゴルソンが
まだ現役なのが頼もしい限りです。
Commented by swingphoto at 2016-07-17 10:34
cobag2さん

コメントありがとうございます。
若い頃のクールな演奏もいいですが
枯れた彼の演奏も好きでした。
Commented by swingphoto at 2016-07-17 10:36
sacra-fragolaさん

コメントありがとうございます。
ご無沙汰しています。
早いですねえ、時間が経つのが
嫌になります。
Commented by swingphoto at 2016-07-17 10:38
nontan91さん

コメントありがとうございます。
さすがです。
メズロウのことを知ってる方は
もうあんまりいませんねえ。
クラブのオーナーに話したら
驚かれました。
Commented by swingphoto at 2016-07-17 10:38
g_voyageurさん

コメントありがとうございます。
お互いゆっくりやりましょう。
Commented by swingphoto at 2016-07-17 10:39
leica-egoiste さん

コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、中々触手の動くカメラがありません。
Commented by swingphoto at 2016-07-17 10:40
voyagers-xさん

コメントありがとうございます。
ジャズ
私にとっては、まさに人生そのものです。
Commented by swingphoto at 2016-07-17 10:41
Desireさん

コメントありがとうございます。
行かれましたか?
いいクラブですよね。
こんなこじんまりしたところで、すごいメンバーがやるのがNYですよね。
Commented by swingphoto at 2016-07-17 10:43
amselstillaliveさん

コメントありがとうございます。
信じられないような時間でした。
Commented by swingphoto at 2016-07-17 10:44
izumi-suzukiさん

コメントありがとうございます。
ちょつと長く眠りすぎたようです。
Commented by swingphoto at 2016-07-17 10:45
blackfacesheepさん

コメントありがとうございます。
大物ミュージシャンが、だんだん亡くなっていくのは寂しい限りです。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< Istanbul vol.1 ... Tokyo Sunset >>